ごきげんな日々とそうでもない日々。

4つの難病を抱えながら生きるヒトのなんでもないようでどうでもある日常。

【東北復興支援旅行レポ3】津波で被災した牛タンのお店へ


写真が届きましたので、今月から本格的に(?)
東北旅行レポートを書いてまいります。
有益な情報があるかは分かりませんが、私の日記からでも
東北の厳しい現状と活気&元気が伝われば嬉しいです。


※niftyさんからいただいたお写真もございます。
 こちらはご厚意で使わせていただいているものですので
 どうか無断転載などはご容赦願います。



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お話は初日の夜から始まります。
ホテルでしばし休憩した後、お夕飯を食べに行きました。


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お邪魔したのは「牛たん 利休多賀城店さん。
利休さんは宮城県内だけでなく東京や埼玉、博多にも店を構えています。
もちろん仙台市内にもお店がございます。私たちが宿泊したのも仙台市内。
なのになぜ多賀城市まで足を運んだのか。これには理由がございました。


4月16日の日記にも書いたのですが
昨年、旦那様は出張で多賀城市を訪れました。
お詫び行脚だったにも関わらず現地の方に大変よくしていただき
連れて行っていただいたのがこのお店でした。
それ以来ことあるごとに「あそこの牛たんはうまかった!」を連発。
ちょうどお邪魔した1年後、東日本大震災がありました。
このお店は大丈夫だっただろうか…と心配していたとき
たまたまyoutubeでこの映像を発見。





お店の映像ではありませんが、すぐ近所にある
旦那様が出張で歩いた道や立ち寄った場所の被災映像でした。
私は行ったこともない場所なのに涙が出ました。
あまりの恐ろしさにふたりで絶句したのを覚えています。
お店も被災し、閉店していることも知りました。
その時、私たちは決めました。「復活したらここへ食べに行こう!」と。
その旨をniftyさんにもお話ししてご理解をいただき、
ついにこの日お邪魔することが出来ました。


入店したのは19時頃だったでしょうか。
平日にも関わらず、店内はすごく賑やか!
お客様もひっきりなしに出入りします。
店員さんも皆様すごく元気で活気があふれていました。


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カウンター席に座らせていただいたので、キッチンの様子が丸見え。
とっても面白くて「特等席だなあ~♪」とにんまり。
キッチンスタッフさんも大変気さくで色々お話ししてくれました。
写真は牛たんを焼くスタッフさんの様子です。炭火です。じゅるっ。


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私は牛たん定食とろろ付き(写真上)。
旦那様はお刺身付きの定食です(写真下)。
なんで牛たん店に来てお刺身を食べるんだ!おいしそうだけど(笑)。


さて肝心のお味は…


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百聞は一見にしかず。この顔をご覧になれば分かるでしょう(笑)。
1度通販で取り寄せて自宅のホットプレートで焼いて食べましたが
やっぱり炭火は違いました。むちゃくちゃおいしい!!
女性には少し量があるのでお出かけの際はお気をつけ下さい。
といいつつ私は完食しましたが(笑)。だっておいしかったんだも~ん♪


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niftyスタッフさんがお店の被災状況を聞いてくださり、
お話をうかがうことが出来ました。


このお店は平屋建てなのですが、天井まで水に浸かったそうです。
幸いランチタイム明けだったおかげでお客様もいらっしゃらず、
店員さんは駐車場のマイカーの中で昼寝をしていた方もおりまして
津波で車ごと流されたそうですが、犠牲者はいなかったとのことです。
ですが、大きなトラックが縦に回転しながら(横じゃないですよ、縦です!)
津波とともに流れていった姿もごらんになったそうで…。
確かによく周りを見渡すとフェンスがなぎ倒されていたりして
災害の爪痕がしっかり残っておりました。


あらためて津波の恐ろしさと被災者さんの恐怖を知ることが出来ました。
こうやって耳にするだけでも怖くて仕方がない状況。
実際に目の当たりにした皆様の恐怖は如何ばかりだろうと思います。
貴重なお話を聞くことが出来ました。


その後、youtubeに映っていた場所へも足を伸ばしました。
詳しくは書きませんが、お店の周り以上に色濃く残る爪痕に
もうなんと申し上げて良いか分からない程でした。



こうして厳しい状況をかいま見ることが出来ましたが
お店の周りは照明も煌々とつき、賑やかな町並みが広がっておりましたし
港方面には大きなフェリーを見ることが出来ました。
あの映像からよくぞここまで!と被災地の皆様に敬意を表したいと思います。
そして実際に見た爪痕。
今後、自分はどう支援していくべきか、何をすべきか。
今まで以上に深く考えた夜でした。



次回は祝!世界遺産・中尊寺とその周辺をご紹介します。