ごきげんな日々とそうでもない日々。

4つの難病を抱えながら生きるヒトのなんでもないようでどうでもある日常。

年末の電車内、ちょっといい話。



昨日は友人たちと忘年会でございました。
バリアフリーのお店を探すのも大変ですし
(バリアフリー対応の居酒屋ってそうそうないですよね)
そもそも介助も大変なのに、誘っていただけて本当にありがたいことです。
すごくたくさん食べて(今朝、体重計に乗って吃驚!)
すごくたくさん笑って(お腹がよじれるかと思った!)
すごく楽しい時間を過ごさせて頂きました。
その話は明日の日記にかかせていただくこととして…。


帰る頃、JR東海道本線で脱線事故が発生しているのを知りました。
JR往復きっぷを既に購入していた私はもうビックリ!
友人が私の代わりに走って下さり、なんとか振替乗車票をいただき
すぐに駅員さんに介助もいただき、名鉄に乗ることが出来ました。

JRのお客様(私含む)が名鉄にドッと流れているせいで
車内は朝の通勤ラッシュ並に混雑していました。
そんな中、約2人分くらいのスペースをとっている私は
なんだか申し訳ない気分になってしまいました。
(だからといってどうすることもできないのですが)
私の斜め前に松葉杖をついた学生さんらしき男性がいました。
名鉄も遅延しているため、運転手さんも飛ばしがち。
いつも以上に揺れが激しく、彼が転びそうになってしまいました!


誰か座席を譲れればいいのに…と見回してみたのですが
あまりの混雑ぶりにそれは不可能そう。少しでも楽になれば…と思い
「私の車椅子につかまってください」とお声がけさせていただきました。
その時、両隣にいた男性のうちのひとりが「じゃあ俺、松葉杖預かるよ」と言い、
もうひとりが彼の脇をもって「俺が支えてるから大丈夫だよ」と言ってくれました。




彼はいつもこの電車に乗っている方らしく、
いつもは座れるのに今日の混雑ぶりにビックリしたそうです。
私と松葉杖を持った方が事情を説明すると「なるほど」と納得。
全員見知らぬ人間同士なのですが、助け合ったことで意気投合。
賑やかに色々お話をしながら帰りました。


そんな話の中で、助けられた学生さんが一言。


『JRの事故で迷惑を被った方も多いでしょうが、僕はラッキーでしたね。
だってこの年末にこんな心あたたまる体験をいただきましたから』



この言葉にふふっとつい皆が笑顔に。
1番最初の停車駅で脇を支えていた男性が降り、次に私が降りる番に。
降りるときに「良いお年を」といいあって笑顔でお別れ。
私もなんだか幸せな気分になれた電車内でした。




これで話は終わらず。
実は、私が降りる駅では手配したはずの駅員さんが待っておらず、
つい「どうしよう!駅員さんがいない!」と慌ててしまいました。
(何度か電車に乗っていますが、初めての経験でした)
そしたらまた見知らぬ人たちが「降りるの?」と聞いて下さり、
「はい、そうです」とお答えしましたら、皆が総出で下ろして下さり
さらにひとりが駅員さんを呼びに走って下さいました。
おかげで無事、改札口まで行くことが出来ました。




楽しい忘年会に続き、電車内で人助けのお手伝いが出来て
(実際役に立てていたのかは微妙ですが^^;)
自分も助けていただき、本当に心があたたまりました。
世の中、捨てたものじゃないよね、ホント。





忘年会にさそってくれて介助もしてくれた友人たち。
おいしいご飯を提供してくれたお店の皆様。
心があたたまる気持ちをくれた学生さんと男性さんたち。
そして…あの時、私を助けてくれた皆様。


本当にありがとうございました。