ごきげんな日々とそうでもない日々。

4つの難病を抱えながら生きるヒトのなんでもないようでどうでもある日常。

祖父の書



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我が家の座敷に飾ってある色紙です。
今は亡き母方の祖父の書と絵です。
これは母が生まれた時に描かれたものなんだとか。
我が母の名前は「尚美(なおみ)」と言うのですが
「秋に咲き誇る菊の花よりも尚、美しく」という意味を込め
(※母は秋生まれです)
命名の紙(ってありますよね?)の代わりに置かれたそうです。
50数年たった今もなお色あせることなく美しく飾られています。




祖父は私が7つの時に亡くなっているのと、一緒に住んでいたわけではないので
正直あまり思い出がないのですが…それでもうっすらと思い出すことがあります。
とても絵が上手だったのはよく覚えています。
呉服屋を営んでいる家なので、着物の柄をデザインすることもあったのでしょう。
(現に母の成人式の時の着物は祖父オリジナルデザインです)
私たち孫と一緒に色んな絵を描いてくれて、私たちの絵も褒めてくれたかなあ。


伝統的な着物文化を愛し、継承しながらも、新しいもの好きで
テレビが発売されるとすぐに買いに行ってしまったり、
土用の丑の日の鰻は高いし、焼く方もじっくりしていられないから
本来の味を味わうことが出来ない!翌日に買うのが1番いい!」と言ったり
(というわけで未だに我が家の丑の日は世間の翌日です・笑)
「蕎麦でも食いに行くか」と何気なく誘われてついて行ったら
遠く離れた長野県だったという話を母からよく聞きました。
さすが我が祖父、破天荒というか個性的というか(笑)。


その遺伝子は間違いなく孫にも引きづがれています。
いやいや、私だけじゃなくてね(笑)。
少なくとも今の私を作り上げた人のひとりです。




この色紙を見るたびに祖父と話している気分になります。
車椅子姿の私にビックリしているかな。
でもきっとおじいちゃんなら「個性的で良し!」って言ってくれそうかな^^