ごきげんな日々とそうでもない日々。

4つの難病を抱えながら生きるヒトのなんでもないようでどうでもある日常。

昨日の続き・高橋智裕さんの写真展



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昨日、いわきのフォトジャーナリスト・高橋智裕さんの講演会&写真展
の日記を書かせて頂きましたが…書いたあとで気がついた。
写真展のことを全く書いてない。UPした写真は写真展なのに…と。
というわけで今日は写真展について書かせて下さい。





講演会のあと、写真展を見にいきました。
6畳くらい?のこぢんまりしたスペースに、写真が何枚もありました。
多分…厳選に厳選を重ねたものたちでしょう。
どれもこれも…写真の前で手を合わせたくなるような、
抱きしめたくなるような、なんともいえない気持ちで拝見しました。




1番心に残ったのは…コンクリートの基礎しか残っていない場所に
ペンキか何かでそれはもう色とりどりの花が描かれていた写真。
コンクリートと雑草。2色の世界に咲いた華やかな花々。
誰が描いたのでしょう。とても心を打たれました。
弔うために描かれたのか、それとも町を華やかにしたくて描いたのか。
どちらにせよ…どんな花畑も尻尾を巻いて逃げ出す「美しさ」でした。




上の写真集を買わせて頂きました。
姫花ちゃんのハンカチを買うときに一緒に買おうかと思ったのですが
中を見たかったですし…なにより話を聞いてから買いたかった。
そして、それは正解でした。


講演会の時、司会者さんが本を片手にこうおっしゃいました。


「各新聞社などが東日本大震災の写真集を出版しておりますが
 現地の声と思いを直接伝えている写真集はこれしかない」


と。
まさにそのとおりでした。
新聞社の写真集ももちろん現状を伝え、報道としての力を出し切ったものです。
ですが…高橋さんの写真集は「写真集」といっては何か違和感があるような、
まるでエッセイのような、でもドキュメンタリーであり。
動かない写真だけど、まるで動いているような。
私の語彙が貧困過ぎてうまく伝えられないのですが…
「被災地の、被災者のための写真集」という感じでした。
買ってよかった。何度も何度も読み直しています。