ごきげんな日々とそうでもない日々。

4つの難病を抱えながら生きるヒトのなんでもないようでどうでもある日常。

上村松園展



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梅雨の晴れ間。
昨日は久々に名古屋へお出かけしました。
(というより連れていってもらえた?)
車椅子の私+両親で電車に乗るのは初めてです。
「車椅子だとなんて不便なんだ!」と騒ぐ両親を否しながら
目指すは名古屋市美術館。到着した頃にはもうグッタリorz
いやいや、ここでダウンしていてどうする。本番はこれからよっ。


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両親は勿論のこと、私も見たかった特別展「上村松園展」。
(ピントがあった写真がこれしかなかった…^^;)
女性からの視点で描かれた気品あふれる美人画たち。
京都で生まれ育った女性らしい芯の強さでつらぬいた
「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵」
「真・善・美の極致に達した本格的な美人画」を描き続けた松園。
まさに「日本の美の境地」が名古屋に来るとあっては行かぬわけにはいかぬ!




はじめて見た上村松園の本物の作品は凄かった…。
もう本当に「凄い」としか言いようのない美しさ。
気が遠くなるほど細かく描かれた着物の模様。
どこか憂うような…でもとても芯のある美しい女性たち。
本物の髪の毛かと思うほどリアルに描かれた緑の黒髪。
私の貧困な語彙では現せないほど美しい別世界でした。
本当に美しいものをみたときは言葉が出ないですね。
口より先に身体が、心が、感じる。
そんな特別展でした。頑張って行ってよかった。




父が図録を買ってくれたので、作品の中から1番気に入ったものをご紹介。


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これ。これですよ!
印刷+私の撮影技術ではこの凄さが伝わらないほど凄いのです。
1本1本丁寧に描かれている、この簾の透け感!
本物の簾かと本気で思いました。
それくらい美しかった…。欲しいくらい(←とても買えません)。


ミュージアムショップの人出の多さに全く見ることが出来なかったのが残念。
でも、いいものを見させて頂きました。
「本物を見る」のは本当にいいことです。