ごきげんな日々とそうでもない日々。

4つの難病を抱えながら生きるヒトのなんでもないようでどうでもある日常。

高野健一「ことほぎ~君への遺言~」



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久しぶりにyoutubeネタでも。
高野健一さんは私の好きなアーティストさんのひとりです。
まさに「心」がこもった歌を歌っていらっしゃる。
どの曲もお気に入りなのですが、今日はこの歌をご紹介。




治らない病気を4つも抱えて、余命宣告まで受けた私。
病気の悪化はとても怖いです。なので今週月曜日に発覚した悪化は
それはもう恐ろしいものでした。涙ひとつ出ない恐怖。
でも…不思議と死ぬのは怖くないのです。
いや、別に今すぐ死にたいわけではありませんよ?
怖がりながらも「余命宣告なんか知ったことか!」と思っています。


病気は怖いけど、死ぬのは怖くない。
我ながら「なんじゃそりゃ」と思うのですが(^_^;)




この歌は森繁久彌さんのメッセージが元になっています。
奥様を亡くされた際、森繁さんはこう仰ったそうです。
「寿命とは、命­を寿ぐ(ことほぐ)と書くんです。
寿命がきて亡くなるということは、めでたいことなん­です」
と。
そして高野さんが感銘を受けて作られた曲がこの「ことほぎ~君への遺言~」。
「死」を悲しむだけで­なく「生き抜いた命を祝福する」という
森繁さんのメッセージを伝えたいという願いが込められているそうです。


森繁さんのこの言葉は非常に深い。
たかだか35年しか生きていない私ではとても到達できない場所にいらっしゃる。
悲しみとともに愛する奥様の人生を祝福する。




この曲を初めて知った時、「ああ、私もこうして死にたい」と思いました。
たとえ病気であろうと、毎日寝たきりで泣く日々でも、
大量の薬でなんとか生かされている身でも。
無駄な悪あがきだったとしても、余命宣告を押しのけて図々しく生き延びても。
自分の人生を全うした死だからいいんだよ、皆!よく頑張ったって言って!って。


悲しみとともに我が人生を祝ってくれる生き方をして天に召されたいです。