ごきげんな日々とそうでもない日々。

4つの難病を抱えながら生きるヒトのなんでもないようでどうでもある日常。

終戦の日


本日は終戦の日です。73年目、平成最後です。
当たり前ですが、私は戦争を体験しておりませんし、
ちょっと肝が冷えた思いはしても自然災害などで被災もせず
ありがたくも今日も生きることが出来ております。
今日は二度と戦争をしないと誓うとともに
無事に平和に生きていられることに感謝したい日でもあります。




もう20年も前に亡くなっていますが、父方の祖父は軍人でした。
日本国内のみならず大陸へ行って、誰よりも真っ先に飛び出して
銃弾をあびて何度も死にそうになりながらも、長生きした人です。
父曰く「かなりの亭主関白ですごく厳しい人」だったそうですが、
孫には優しい祖父でした。好々爺とは程遠い感じでしたが、
私をとても可愛がってくれました。


祖父の家にあそびにいくと、いつも当時の地図を取り出してきて
万里の長城を見ながら、草木に隠れて、攻撃しにいってな」と
戦地の話をたくさんたくさんしてくれました。
子供だった私にとって、とても怖い話でもありましたが
それでも祖父は遊びにいくたびに話してくれました。
私も同じ話とは分かっていても何度も聞いていました。
今思うと、本当に貴重な話を聞かせてもらったと思います。




祖父の身体に残る大量の銃痕と、赤紙や、当時の道具。
葬儀のときには名前が書かれた日章旗が出てきました。
祖父はよく「大陸に足を向けて眠れん」と言っていました。
子供のころは意味がわかっていませんでしたが、今ではわかります。
この短い言葉にどれだけの深い思いがあったのか。
きっとたくさんの人を殺し、たくさんの仲間を殺された。
死ぬまで祖父は8月15日に色んなことを思ったことでしょう。


当時の話を聞けた者として、出来ること。
私は祖父の話を次世代に伝えていけたらと思います。
そしてこれ以上、世界で戦争が起こりませんように。
今もなお戦争をしている国々が平和になりますように。